「けい眼科クリニック」は気軽に相談でき、親しみを持ってもらえるようなクリニックを目指しております。
些細なことでも、初めて眼科に受診される方でも気軽にご相談ください。基本的な診療の流れは以下のようになります。
ただし、急を要する患者様が受診された場合などはこの通りに進まず、柔軟に対応させていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
「健康保険証」や「医療証」を受付にご提示ください。
かかりつけの内科や整形外科など、他科も含めて通院されている方は、お薬手帳などをご持参ください。
眼鏡やコンタクトレンズなどを使用されている方も忘れずにご持参ください。
(定期的に通院される患者様は月1回、保険証や医療証をご提示ください。)
保険証を確認後、受付にて問診票をお渡ししますので、できる限り詳しくご記入ください。
記入するのが困難な患者様や感染症の恐れがある患者様は、スタッフが代行で記入致します。
初診の方は原則として、屈折検査・視力検査・眼圧検査などを行います。
これらは目の状態を表す基本的な検査ですので、あらかじめご了承ください。
尚、急を要する可能性のある患者様や感染症の恐れのある患者様の場合は、医師の判断で省略する場合もございます。
問診票をもとに自覚症状を口頭で確認しながら診察を進めます。
できる限りわかりやすい言葉で診察結果を説明し、追加の検査を行ったり、経過をみる必要のある患者様は次回来ていただく時期の説明を行います。
診察が終わりましたら、待合室でお待ちください。
会計とお薬の処方せん(必要なら)が出来上がりましたら、お名前をお呼びいたします。
会計が終わり、処方せんを受け取りましたら、終了でございます。
後日再診していただく場合や、定期的な経過観察が必要と判断された場合は、受付でお伝えいたします。
尚、処方せんの有効期限は発行日を含めて4日間です。ご注意ください。
当院では最新のレーザー設備を整えております。
多焦点レンズを用いた白内障手術
老視矯正も目的とする、白内障に対する多焦点眼内レンズ治療は、日本の保険診療においては、
今まで先進医療という枠組みで施行されておりましたが、
2020年3月末をもって、先進医療からは外れ、選定療養という枠組みで行われることになりました。
白内障手術(水晶体再建術)に対しては、保険診療で施行し、
多焦点眼内レンズと、通常の保険診療で使用する単焦点眼内レンズの差額代金+多焦点眼内レンズ手術に必要な追加検査代金が、追加費用ということになります。
この制度により、眼内レンズの種類によって追加費用が変わることになりました。
マイクロパルス閾値下凝固治療
新しい緑内障レーザー治療(CYCLO G6)
飛蚊症レーザー治療
ドライアイ(IPL)治療
下記に様々な病気や眼症状を紹介しておりますが、あくまで一部ですので、これら以外でもお気軽にご相談ください。
視力低下の原因は実に様々な病気が考えられます。
例えば、老眼や近眼、白内障や緑内障、眼底疾患などが考えられますが、まずは相談にお越しください。
ドライアイは眼が乾燥して、黒目の表面に傷ができたり、充血したりする病気。涙の成分のバランスが崩れたり、涙の量が少なくなったりして起こります。
デスクワークやスマホなど、長時間まばたきが少なくなると起こることがあります。
ドライアイ治療として各種点眼薬、涙点プラグ、キープティア(プラグを使用しないもの)、MGD(マイボーム腺機能不全)の患者様にはリッドハイジーン(アイシャンプー)・温罨法などをお勧めします。
結膜炎は眼の病気の代表格ですが、その原因や種類は実に様々。中には他人に感染してしまう結膜炎もあります。
お子様や風邪などの病気のときは、免疫機能がうまく働かずに細菌が繁殖して結膜炎を引き起こす場合もございます。
症状が改善されない場合、悪化する場合は軽く考えず、早めに診療を受けることが大切です。
現代人に多い、代表的なアレルギー性結膜疾患。春先のスギ・ヒノキ花粉をはじめ、ほぼ一年を通じて発症する可能性があります。
症状の強さに応じて抗アレルギー剤やステロイドの点眼などを組み合わせて使用します。
なかなか改善しない場合は、採血で血液を調べることにより、アレルギー物質を特定できることがあります。
まずは原因を特定することをおすすめします。
細菌感染によって腫れや痛みが起きる「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」、まぶたに目の脂の成分が溜まって腫れる「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」など、ものもらいにはいくつかの種類があります。
点眼薬や軟膏、内服薬などで治る場合が多いですが、腫れや痛みがひどいケースでは、切開手術をおすすめする場合があります。
白内障は、加齢によって水晶体が白く濁り、視力が低下する病気。
水晶体とはカメラに例えれば“レンズ”に当たり、通常は透明な組織なのですが、これが濁ってしまうことで光が通りにくくなり、視力が低下していきます。
多くの場合、手術で治療することが可能です。
最近は、かみくだいて言うと、遠近両用レンズを目の中にいれるような多焦点レンズを用いた手術も可能でございます。
手術費用について
一般的な白内障手術の場合(保険医療)
白内障手術の費用(自己負担金):1割で20,000円前後、3割で60,000円前後
多焦点レンズを用いた白内障手術の場合(選定医療)
使用する多焦点眼内レンズによって費用が異なります。詳細は手術適応を含めて、クリニックにてご相談ください。
選定医療について →緑内障とは、眼の後ろにある視神経が障害を起こし、視野が狭くなっていく病気。狭くなった視野は元通りにならず、失明に至る場合もあります。
進行が非常にゆるやかで、初期の段階では自覚症状がほとんどないため、定期的な眼科検診による早期発見・早期治療が重要です。
当院では、やむを得ず手術治療の適応となった場合も、レーザー治療や手術室での本格的な緑内障手術などの選択が可能です。
代表的な糖尿病合併症の一つであり、初期には自覚症状がほとんどありません。進行すると視力低下から失明に至る場合もあります。
血糖値が高めの方や、糖尿病と診断された方は、定期的に眼の検査を受けることをおすすめします。
もちろん内科での血糖管理が重要なのは言うまでもありません。
小さな虫や黒い点、糸のようなものが飛んでいるように見える症状を、飛蚊症(ひぶんしょう)と言います。
眼球の中にある本来は透明な“硝子体”が濁り、その影が網膜にうつることで、こうした症状が起こります。
多くの場合は問題ありませんが、中には網膜剥離など大きな病気につながるケースもあります。
大きな病気の飛蚊症ではない場合、従来は経過観察もしくは硝子体手術による飛蚊症の除去となりますが、手術はリスクが高く、そのほとんどが経過観察となっています。
しかしQOLに大きくかかわるような飛蚊症タイプも存在しています。近年日本でもレーザーによる飛蚊症治療が行われるようになってきています。
すべての飛蚊症に対応できるわけではないですが、硝子体手術と比較すると低リスクで外来での治療が可能です。
当院でもレーザー飛蚊症治療を行っています。しっかりとした検査により適応を見極め、レーザー照射で対応可能な飛蚊症については自覚症状の軽減も可能です。詳しくはお気軽にご相談ください。
※飛蚊症レーザー適応検査希望の方は、診察終了時間30分前までのご予約でお願いします。
手術費用
自費 |
片眼 88,000円(税込) (2回治療まで) |
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人間がものを見る時には、眼の中に入ってきた光を網膜で受け取り、そこで電気信号に変換されて脳に伝えられて「見える」状態になります。
黄斑とは、網膜の中心にある組織。黄斑が加齢とともにダメージを受けて、視力の低下を引き起こす病気を加齢黄斑変性と言います。
治療は基本的に眼内の注射になります。
当院では抗VEGF薬の硝子体注射を行っております。定期注射で病院に通院されておられる方は、ぜひご相談ください。
眼瞼痙攣とは、まぶたが勝手にピクピク動いたり、まばたきが異常に増えたり、眼が開きにくくなったりする状態。
初期段階では「まぶしい」「痛い」「目が乾く」「ごろごろする」といった、ドライアイに似た症状が現れます。
基本的には自然に改善することがほとんどです。
重症の方にはボトックス注射が効果的な場合があります。
ぶどう膜炎とは、眼の中に起こる炎症の総称。「眼がかすむ」「まぶしく感じる」「痛い・かゆい」といった症状のほか、飛蚊症が起こることも。多くは原因不明ですが、全身疾患から炎症が起きている場合もあります。
症状が良くなったり悪くなったりを繰り返して長引くこともある病気なので、定期的な通院が必要になります。
炎症が強くなったり、硝子体混濁などを引き起こす場合は、注射や硝子体手術を要することがあります。
人間ドッグや一般的な眼科検診などで「異常」「要検査」の結果が出た方の精密検査を積極的に受け入れております。
最新機器による迅速かつ正確な診断で、病気の早期発見・治療に努めます。
他院で診療されている方のセカンドオピニオンも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
※セカンドオピニオンのみでもお気軽にお越しください。
「子どもの眼が寄っている」「ものを見る時に頭を傾けている」などの症状に気づいたら、お子さんの眼に何らかの障害が起こっている可能性があります。小児の斜視や弱視は、放っておくと視力発達を妨げるおそれも。
幼いうちに正しい治療やケアをするために、気になることがあれば早めに受診しましょう。
「子どもの眼が寄っている」「ものを見る時に頭を傾けている」などの症状に気づいたら、お子さんの眼に何らかの障害が起こっている可能性があります。小児の斜視や弱視は、放っておくと視力発達を妨げるおそれも。
当院では、眼科検査の経験が豊富な視能訓練士(ORT)、眼科コメディカル(旧OMA)による眼鏡処方を行っております。
幼いうちに正しい治療やケアをするために、気になることがあれば早めに受診しましょう。
コンタクトレンズについては、当院で扱っておりますので、ご相談ください。(コンタクトレンズ処方は、安全のため、中学生からとさせていただきます。)
当院ではコンタクトレンズ各種取り扱っておりますが、コンタクトレンズの度数を調べるのみの検査は行っておりません。インターネットなどで悪質なコンタクトを購入・装用することによる眼障害を防止する目的です。
※コンタクトレンズ初めての方もしくは当院で初めてコンタクト処方される方は、必ず診察終了1時間前までの予約でお願いします。
時間をお守り頂けない場合、お受けできない事がありますのでご了承お願いします。
網膜の中心部である黄斑部に多く存在するルテインは酸化ストレスの原因となる青色光の吸収、防御機構として働き、黄斑部を守っています。最近の研究により、ルテインを含む抗酸化サプリメントで加齢黄斑変性の進行を予防する効果が明らかになりました。本製品はそのルテインを多く含んでおり、その他健康維持に大切な成分も配合されています。加齢黄斑変性の発症や進行を予防するのに有効です。
眼(特に水晶体)の老化には「酸化」と「老化」が関わっているといわれています。酸化と糖化が進むと、タンパク質の変性が起こり、目では水晶体の硬化や混濁といったいわゆる白内障や老眼の症状が起こります。本製品には、体内では合成できない栄養素である、酸化を抑えるルテインと、糖化を抑えるヒシ果皮ポリフェノールが含有されており、「近くが見えづらい」「目がかすむ」「薄暗いと見えづらい」といった症状を引き起こす白内障・老眼・眼精疲労の方に適したサプリメントです。さらにアンチエイジング対策にもなります。
現在、日本人の40歳以上の20人に1人は緑内障にかかる時代です。緑内障を引き起こす原因は、いまだはっきりはしませんが、様々な因子が関わっているという報告があります。それらの中には酸化ストレスや炎症、血流障害などがあります。もちろん眼科での点眼治療やレーザー・手術など眼圧コントロールの治療が最優先ではありますが、目の健康を維持するための栄養分はサプリメントで補うことができます。本製品には松樹皮エキスとビルベリーエキスという2大成分が配合されており、いずれも体内で合成することができません。それぞれのエキスには目の酸化ストレスや炎症を抑制し、血流改善や神経保護作用がみられることから、緑内障の方のサプリメントとして最適です。
さらに目以外での作用もあり、関節のこわばりの緩和や認知機能の改善やスキンケア効果などが報告されています。
最後に・・・
これらのサプリメントは通常、眼科やその処方せん薬局のみで販売される眼科専用サプリメントであり、一部通販サイトにて販売されているものは、適正販売ではありませんので、ご購入の際には是非眼科にてご購入下さい。
また、当院で購入をお考えの際には、まずは診察をお受けいただき、目の状態を確認した上で購入されることを強くお勧めいたします。
当院ではお子様の近視抑制治療に力を入れています。お子様の年齢と現在の近視度数などから、
どの程度近視が進行するかを予測し、治療を提案いたします。
近視の抑制治療としましては、マイオピン治療、オルソケラトロジー治療、サプリメントを
取り扱っております。
これまでの報告から、最も近視抑制効果の高い治療は、オルソケラトロジー+マイオピン(+サプリメント)の併用です。併用することで相乗効果も期待できます。
次にオルソケラトロジー、その次にマイオピン点眼です。オルソケラトロジーのメリットは日中裸眼で生活できること、マイオピン治療は点眼のみなので手軽で簡単なところがメリットです。
お子様が近視でお悩みの方へ、低濃度アトロピン点眼による近視の進行抑制治療があります。
0.01%アトロピン点眼薬(マイオピン)というお薬を1日1回点眼する事によって、近視の進行を抑制すると言われております。(※低濃度アトロピン点眼は、保険適応外の自費診療となります。)
良い対象となる方 12才以下の学童の方 中等度(-6D)以下の近視の方
※ただし、これら以外の方でも点眼治療は問題ありません。
診療後、ご希望があれば、後日0.01%アトロピン点眼薬(マイオピン)を処方します。
問題がなければ 一週間後 → 1ヶ月後 → 3ヶ月後 と定期受診していただき、経過を見ていきます。
大幅な円安の影響を受けて、原材料費・物流費が高騰し、大幅な価格改定となりました。
苦渋の決断となりましたことをご理解頂きますようお願い申し上げます。
初回の処方時:6,000円~6,500円(税込)
※診察・検査費用2,000円(税込)+目薬代(1ヶ月分)4,000円~4,500円(税込)
処方後、1ヶ月後に受診していただき、問題が無ければその後は3ヶ月毎の定期受診となります。
3ヶ月毎の定期受診:14,000円~15,500円(税込)
※診察・検査費用2,000円(税込)+目薬代(3ヶ月分)12,000円~13,500円(税込)
オルソケラトロジーレンズ治療とは、就寝中に特殊なハードコンタクトレンズを装着して角膜の形状を変化させ、起床時にコンタクトレンズを外しても近視・乱視が矯正された状態を持続させる治療法です。
オルソケラトロジー治療には小児の近視の進行を抑制する効果があることが分かっています。
眼鏡と比較すると、オルソケラトロジーの方が36%の抑制効果があるとも言われています。
(筑波大学医学部医療系 眼科 平岡孝浩 著)
強い近視の方が抑制効果が高いと言われており、適応範囲は約-4.0D位ですが、さらに強い近視の方はオルソケラトロジーで残った近視を、眼鏡で矯正しても近視抑制効果があると言われています。
※初めての方は適応検査が必要になります。
適応検査希望の際は、必ず直接お電話で時間予約の相談をして下さい。
予約相談なしでのネットからの予約や飛び込みの場合、お受けできず後日予約を取って頂く事があります。
初年度 |
両眼 18万円(税込) (片眼 税込10万円) |
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2年目以降 |
両眼 2万円(税込) |
交換保証
返金保証
装用開始後
3ヶ月以内:両眼 税込66,000円(片眼 税込44,000円)
を返金いたします。(レンズは返却いただきます。)
レンズ紛失や破損がある場合は返金できません。
近視のお子様へのサプリメントであるロートクリアビジョンジュニア(ロート製薬)が2019年2月から眼科で販売可能になりました。
近視に対する治療(オルソケラトロジーやアトロピン点眼治療)の他に何かできることはないかとお考えの保護者の皆様に、ご紹介させていただきます。
ロートクリアビジョンジュニアには天然のカロテノイドであるクロセチンを含有しています。クロセチンは和からしや栗の甘露煮に含まれる成分で、小児の近視抑制成分として注目されています。国内では慶応大学・大阪大学が行った、6~12歳の69名を対象にした研究データにおいて、食事クロセチン投与による小児の近視進行の抑制効果が示されました。(ただし効果の確証にはさらなる大規模な研究が必要です。)
ロートクリアビジョンジュニアはドーナツ型のチュアブルタイプ(ブルーベリー味)と小さなソフトカプセルタイプがあります。
メーカー小売価格(1か月分) 3,300円(税込)⇒ 3,000円(税込)
ご興味がありましたら当院受診の上、スタッフにお尋ねください。
アレルギーの原因検索のための検査として下記の2つの方法を準備しております。
指先から簡単に採血できるので、お子様でも問題ありません。約20分で結果がわかります。
頻度の高い8種類のアレルゲンを検査できます。
保険適用で自己負担3割の方で約3100円です(このほかに診察料等が別途かかります)。
通常の採血によるアレルギー検査です。検査結果は当日にはわかりません。1週間弱で結果がでます。
48種類のアレルゲンを検査できます。
自己負担3割の方で約4300円です(このほかに診察料等が別途かかります)。
当日検査できるかは、クリニックまで電話をして確認してください。